マットレスのダニを退治・駆除したい!そもそも発生させないためにすべきこと

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「寝ている時にムズムズする」「原因不明のポツポツが消えない」「カゼでもないのに咳やくしゃみが止まらない」

もしもあなたが、このような症状に悩まされていたら、それはもしかするとマットレスのダニのせいかもしれません。

そこで、マットレスのダニを一掃する方法や発生させないための対策についてお伝えしていこうと思います。

マットレスのダニを退治する特に有効な方法は?

マットレスのダニを退治する特に有効な方法は

はじめに、マットレスのダニを退治する方法を紹介します。

たぶんこのページをご覧になっているのは、「自分のマットレスにダニがいて困っている」という、緊急を要する方だと思います。

なので、ダニ発生の予防策やダニの危険性はさておき、手っ取り早くダニ退治・駆除の方法からさっそく始めていきましょう。

ダニ退治は主に、熱か薬剤を使って行います。

熱で退治する場合

ダニは、50℃以上の高熱を30分以上加えると死滅し、また湿度55%以下だと生息できなくなるそうです。

ではマットレスを50℃以上の高温状態にする方法はというと、真っ先に浮かぶのはアイロンでしょう。

アイロンのスチームや高圧洗浄機のスチーム機能なら、一瞬にしてダニを殺すパワーがあります。

でも、ちょっと待ってください。

あなたのマットレスの素材は何ですか?

マットレスの素材に多いウレタン製の場合、高温スチームは避けた方が良いでしょう。

ウレタンは熱に弱く変質しやすいので、ダニは殺せてもマットッレス自体がダメになってしまうリスクの方がはるかに高いです。

そこで、おすすめしたいのが布団乾燥機です。

布団乾燥機なら、高熱と乾燥がいっぺんにできる上、ウレタンマットレスも傷める心配がありません。

※念のため、お使いのマットレスの取り扱い説明書を確認してからお試しください。

しっかり乾燥させてダニを殺した後は、吸引力の強い掃除機をマットレスにかけ、残った死骸やフンを一掃しましょう。

布団乾燥機は家電量販店やホームセンター、ネット通販などで1万円程度で売っています

「ちょっと待って、今月金欠ですぐに買うなんてムリなんだけど……」

わかりました(^^;

そんなあなたのために、もっとお手軽な方法もありますよ。

マットレスのカバーやシーツなど、取り外せるものを60℃以上のお湯で洗濯しましょう。

そしてしっかり乾燥させます。

その間マットレス本体は、風通しの良い場所でしっかり通気をさせておきます。

これを数回繰り返せば、ダニのお悩みはかなり軽くなるかと思われます。

薬剤を使用する場合

薬局やドラッグストアには「ダニ駆除剤」が売っています。

ただし、必ず「布団用」などと明記された、寝具専用の物を選んでください!

あ、ちなみにファブリーズは除菌はできてもダニの駆除はできませんよっ。

薬剤でのダニ駆除は、手軽でリーズナブルというメリットはありますが、肌の弱い人や子供の場合は配慮が必要です。

だって、50℃の熱じゃないと死なないくらいの強い生き物を、殺す力がある薬剤ですからね。

なので、しっかり換気をしながら、そして誤って吸い込まないようにしながら使うようにしてください。

そもそもダニを発生させない効果的な対策

そもそもダニを発生させない効果的な対策

取り急ぎのダニを排除できたら、次に大切なのがダニを発生させないための予防です。

ダニは暖かくて湿気の多い場所が大好き、つまり蒸れたマットレスはダニにとって絶好の繁殖地なんです。

なので、マットレスはいつも湿気をこもらせないように通気させることを徹底してください。

布団乾燥機がない場合は、寝室の窓を開け、風通しの良い場所で立てかけて、中にこもった寝汗などの湿気を飛ばしましょう。

カビ対策にもなります。

このようにダニ自体を発生させないことが一番ですが、繁殖についても対策が必要です。

ダニは、人間の老廃物(フケ・垢など)が大好きです。

自分自身を清潔にすることはもちろんですが、シーツやまくらカバーをこまめに洗濯したり、ダニ予防のシートを利用するのも良いでしょう。

ダニ予防シートには3種類あって、

  1. 忌避タイプ…ダニを寄せ付けない
  2. 粘着タイプ…生きているダニを粘着シートで捕獲する
  3. 補殺タイプ…捕獲して駆除するタイプ

があります。

3の補殺タイプなら確実に駆除することが可能ですが、その分お値段も高いです。

(約3ヶ月でおよそ8千円くらいが目安)

部屋の掃除もお忘れなく!

さらに、防ダニシーツや防ダニ枕カバーといったグッズを利用するのも有効です。

防ダニ寝具は、目の細かい高密度の織り方をして、生地の隙間からダニが侵入してくるのを防ぐ構造をしています。

布に直接、薬剤などをしみ込ませているわけではないので、小さな子供にも安心ですね。

※製品のなかには、薬剤加工がしているものもある場合がありますので、購入前にご確認ください。

「ダニがいたって気にしない!」その考えが危険なのはなぜ?

「ダニがいたって気にしない!」その考えが危険なのはなぜ?

「ダニがいて何が悪い?!いちいちマットレスの手入れなんて面倒でしてられないよっ」と開き直っている方、その考え危険です!

そもそもダニっていうのは、クモやサソリの仲間です。

いろんな種類が存在しますが、とくにマットレスや布団に発生しやすいのはヒョウダニ(チリダニ)という種類です。

ヒョウダニは、ほこりやフケ、垢、そして寝汗をエサにして、これらが1gあるだけでなんと300匹ものダニが生息できるんだとか

出典:https://www.earth.jp/gaichu/knowledge/dani/

しかも、温度20~30℃、湿度60~80%という高温多湿を好む性質からも、マットレスがいかにダニの繁殖地として適しているか、おわかりいただけるでしょう。

ヒョウダニは、直接人を刺すということはないそうです。

「刺さないんだったらいいじゃないか」

そう思いますか?

でもですね、ダニの死骸やフンを吸い込んでしまうとアレルゲン(アレルギーの原因物質)となり、アレルギー発症の原因となってしまうんです。

ダニアレルギーはアトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性結膜炎、アレルギー性鼻炎など、さまざまなアレルギー性疾患の原因となる、とても怖い症です。

症状としては、

  • 体が痒い
  • 咳が止まらない
  • 息苦しい
  • 目がかゆい
  • 目が充血している
  • 鼻水が止まらない
  • くしゃみがよく出る

このような症状が出ることが多いようです。

一旦アレルギーを発症してしまうと、完治は難しく、しかもそれらの症状は結構つらいです。

ダニアレルギーは、予防と対策をしっかりしていれば、防げる疾患です。

本来悩まなくていいはずのつらい症状に悩まされないためにもちゃんとダニ対策をして、快適な睡眠と健康な体を維持していきましょう。

まとめ

今回ご紹介したダニを退治・駆除する方法は、どれも今すぐ簡単にできることです。

マットレス洗浄を専門に扱う業者もありますが、作業費や出張費など数万円かかることを考えると、今使ってるマットレスより高額になってしまうなんてことも考えられます。

だから、まずは自分でできる限りの対策をしましょう。

ダニが弱いのは熱と乾燥です。

そして、死骸やフンを残さないようにしっかり吸い取ることも忘れないようにしてくださいね。

ダニアレルギーは、なってからでは手遅れです。

もし、お手持ちのマットレスについて「買ってから一度も、ダニ対策なんてしたことない……」とお心当たりのある方は、たとえ今なんの症状が出ていなくても、こちらでご紹介した対策を実行されることを強くおすすめいたしますっ!